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戸建てに太陽光発電を設置するのはあり?設置費用の目安をどれくらい?

戸建てに太陽光発電を設置したいと考えている方の中には、
「本当に大丈夫なのかな・・・」
という不安を抱えている方もたくさんいると思います。
太陽光発電には高額な費用がかかりますので、慎重に吟味してから設置したいですよね。
そこでこの記事では、そもそも戸建てに太陽光発電を設置するのはありなのか、設置費用の目安はどれくらいなのかということについて、詳しく解説していきます。

戸建てに太陽光発電を設置するメリットは?

では早速、戸建てに太陽光発電を設置するメリットについて詳しく見ていきましょう。

電気代が安くなる

太陽光発電を設置して、自家発電が行えるようになれば、電力会社から購入する電気の量を減らすことができます。
太陽光発電のみで、全ての電力を自家発電でまかなうことは、夜間は発電されない為、出来ません。
そのため、多少は電力会社から購入する必要が出てくるのですが、一部でも自家発電が行えるようになれば、電気代をグッと抑えられるようになるのです。
1か月単位の節電金額は少ないかもしれませんが、1年、5年、10年規模で見ればかなりお得になります。

電気を売却できる

太陽光発電を活用して発電した電気(余剰電力は余った電気を、全量買取の場合は全ての電気)は、電力会社に売電することができます。
売電金額についても、固定買い取り価格制度の対象になっていますので、設置した太陽光発電が10kW未満は10年間、10kW以上は20年間>、一定の金額で売電することができるのです。
これにより、安定した売電収入を得られる可能性が高くなりますので「投資」としても人気を集めています。

停電時も安心

太陽光発電の設置と同時に蓄電池を設置しておけば、一定の電気を貯めておけるようになります。
電気を貯めておけば、地震などの災害が起きて、電力会社からの電気供給が止まってしまった場合でも、電気を使えるようになるのです。
また、蓄電池を設置することで発電していない夜間も貯めていた電気を使うことが出来る為、近年蓄電池を一緒に設置する方が増えています。

太陽光発電の設置にはどんな設備が必要?

では次に、太陽光発電を設置するために必要な設備について詳しく解説していきます。

太陽電池モジュール

一般的に「太陽光パネル」や「ソーラーパネル」と呼ばれています。
内部には、太陽の光から電気を発生させる太陽電池が組み込まれています。
メーカーや種類によって、1枚当たりの発電量・色・サイズ等が異なります。

架台

太陽光発電を設置する為に、太陽光モジュールを屋根などの設置面に取り付けるための台を指します。
土地に設置している太陽光発電の場合は、率よく電気を作るためには、太陽光が当たりやすい角度や高さに太陽電池モジュールを調整する必要があります。
「架台」は高さや角度の調整を行う割もあります。
架台を設置する際、屋根に穴をあけるケースが一般的ですが、屋根材によっては屋根に穴をあけずに設置する工法も登場しています。

接続箱

接続箱というのは、太陽光モジュールの配線をまとめてパワーコンディショナーに贈る設備のことを指します。
基本的には、
・軒下
・屋内
などに設置することが多いです。
ただ、近年では接続箱とパワーコンディショナーが一体化したものもありますので、覚えておきましょう。

パワコン

今紹介したパワーコンディショナーというのは、太陽の光を集めて発電した電力を、直流から交流に変換する機械のことです。
「直流のままじゃダメなの?」
という疑問を持つ方もいると思いますが、我々が使用する電化製品などは、交流電力でないと使うことができないのです。

発電量モニター

発電量モニターというのは、売電量や使用電力量、発電量などを表示してくれるモニターのことです。
この設備を活用することによって、
・どれくらいの電力を発電できているのか
・発電量は落ちていないか
などを逐一確認できるようになります。
設置せずとも、太陽光は稼働しますが万が一の場合は、モニターで異常を知らせてくれます。

蓄電池

太陽光発電は、その仕組み上発電した電気を貯めておくことができません。
そのため、使用しない余剰電力については電力会社に購入してもらって収益化するのです。
蓄電池を同時に設置することによって、太陽光発電によって発電した電気を貯めておけるようになりますので、
・停電時
・緊急時
などでも安心できます。
太陽光発電を設置するのと同時に蓄電池の設置を行う方も多いですが、固定買い取り価格制度が終了するタイミングで蓄電池を設置する方もいます。

戸建てに太陽光発電を設置する場合の費用目安

太陽光発電の設置には、1kwあたり30万~50万円前後の費用がかかります。
住宅に設置する太陽光発電の平均積載量は、4.4~4.5kwになることが多いため、軽く100万円以上の費用がかかってしまうでしょう。
太陽光発電モジュール(パネル)の設置に高額な費用がかかってきますので、予算としっかり相談しておくことをおすすめします。

太陽光発電の設置費用を節約するには?

この記事を見ている方の中には、
「太陽光発電の設置費用をできるだけ抑えたい」
と考えている方も多いでしょう。
以下、賢く安全に費用を節約する方法をいくつか紹介していきます。

業者選びを慎重に行う

太陽光発電を設置する際は、業者選びを慎重に行うことが大切です。
中には悪質業者も存在していて、このような業者に引っかかってしまうと、相場以上の費用を取られる可能性が高くなるのです。
太陽光発電の設置を検討している方は、複数社から見積もりを取り、それぞれのサービス内容や料金をしっかりと確認したうえで、依頼する業者を選定していきましょう。

補助金を活用する

太陽光発電を設置する際は、自治体の補助金を活用することができます。
ただ、具体的な補助金については、自治体ごとに異なり、名称も複数回にわたって変更されていますので、お住まいの地域で活用できる補助金を調べることから始めていきましょう。
補助金の存在を知らないと、それだけで数十万円以上損をすることになりますので注意が必要です。

太陽光パネルのグレードを下げる

太陽光パネルの料金は、メーカーによって異なります。
できるだけ安いパネルを選ぶことによって、設置費用を大幅に削減できるでしょう。
ただし、安いパネルにはそれなりの理由がありますので、料金以外の部分についてもしっかりと考慮し、メリットやデメリットを理解したうえで選ぶようにしてください。

ローンを活用する

太陽光発電を利用する際は、ソーラーローンを活用できます。
ソーラーローンの特徴は、比較的、金利が低くなっていますので、上手に活用すれば支払総額を減らせるようになるでしょう。
ただし、変動金利の場合は、その時の状況によって金利が変動しますので、最悪の場合支払総額が高くなってしまうこともあります。
そのような場合は、金利の安いローンへの乗り換えを検討してみてください。

まとめ

戸建てに太陽光発電を設置することによって、
・電気代の削減
・売電収入を得られる
・緊急時でも電気を使える
というようなメリットを得られます。
「できるだけコストを抑えたい」
そう考えている方ほど、料金以外の部分を考慮し、総合的に判断してみてください。

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